保険診療
保険診療
基本的に保険で診療いたしております。
アトピー性皮膚炎
「かゆいです。薬を塗ると治るのですが、また出来ます。何度も繰り返しています。」
こういった特徴のある湿疹(しっしん)を、広い意味でアトピー性皮膚炎といいます。この肌質と、「アレルギー体質」というのと混同して来られる方もいらっしゃいます。
何らかのアレルギー反応で湿疹をくり返すこともありますが、アレルギーが関係ないこともあります。
間違ったスキンケアによる再燃(くりかえすこと)ということもあります。
おひとりおひとりの原因や誘因となるものを考えていくことはもちろん、治療法もそれぞれに合った治療をする必要があります。
スキンケアに関する知識も大切です。
ニキビ治療
10代になると出てくるニキビ。大人になってからもくり返すニキビ。
最近では、保険の適用薬がひろがり、化粧品でも効果のあるものがあります。
上手に治療すれば、悩みを解消できるはずです。
胸・背中に多い「マラセチア毛疱炎」
ステロイド外用による副作用としての「ステロイド痤瘡」
赤ちゃんの「新生児痤瘡」
これらにもそれぞれ対処法があります。
詳細はこちらその他保険診療
いぼ
いぼ(イボ)について
いぼ(イボ)はウィルスによるものなので、大きくなったり、うつったりします。
手や足にできる、かたい多く、魚の目と思って来院されたが、イボだったということもあります。
お顔に出来るものもあります。
いぼ(イボ)の治療
液体窒素による冷凍凝固療法、ヨクイニンの内服、外用剤塗布などを、適宜併用します。
もご覧ください。 日本皮膚科学会のQ&A
ホクロ
ダーモスコピーという拡大鏡を使って診察をします。
ほくろは変化することもありますので、ものによっては定期的に診察する必要があり、場合によっては病院をご紹介することもございます。
切除がご希望の場合は、予約制でおこなっています。
単純ヘルペス
口唇や鼻のまわりにできるタイプと、陰部にできるタイプなどがあります。
ウイルスによるもので、水疱の内容液が接触するとうつります。
一度発症するとそこの末梢神経に住み続けるので、何度も再発を繰り返すことがあります。
もご覧ください。 日本皮膚科学会のホームページ
単純ヘルペスの治療法
外用薬もありますが、出はじめてから48時間以内に内服薬を開始すると早くキレイな状態に治っていきます。再燃している場合は継続して治療する方法もあります。
ただし、服用の際には腎機能に注意が必要となりますので、御心配な方はチェックが必要になります。
帯状疱疹ヘルペス
痛みが先行することがあり、整形外科などで色々検査をされてから皮膚に症状が出て気づかれる方も多くいらっしゃいます。
皮膚の症状も派手なのですが、後に残る痛みにも悩まされることのある病気です。
病初期での鎮痛剤の使い方も大切になります。
もご覧ください。 日本皮膚科学会ホームページ
帯状疱疹後神経痛
水疱が出来てから治療開始まで時間がかかってしまったり、始めから症状が激烈だったり、抵抗力が弱かったりすると、神経が深くまで傷つき、痛みが長引き、時には痛くて日常生活もままならなくなることがあります。
特殊な痛み止めのほか、抗うつ薬が必要になります。
治療方法
単純ヘルペスの時と同じ抗ウイルス剤の量を増やして内服します。
ウイルスに対抗する治療と同時に、痛みに対抗する治療を行います。
神経痛の治療についても個人差があるため、お一人お一人で投与期間や薬の種類が異なります。
もご覧ください。 日本皮膚科学会ホームページ
水虫・たむし
水虫とは
プールや温泉など、多くの人が裸足で出入りする床には、ほぼ100%水虫菌がいます。
虫と言っても何かうごめく小さな虫が寄生しているわけではなく、カビが病気の本態です。
このカビ(真菌)を顕微鏡で検査して、見つけた場合は水虫(足白癬)として治療します。
水虫の症状
よく「足がかゆいから水虫だ」と思われている方がいますが、 〈かゆい=水虫〉 ではありませんし、 〈かゆくない=水虫ではない〉 でもありません。
見た目は、水ぶくれ、じくじく、皮むけ、ふやけた感じ、厚くてがさがさ、などです。
水虫の治療
毎日抗真菌剤を外用します。爪やかかとが固く厚くなるタイプの水虫には内服が効果的です。
体質や生活パターンなどによって、薬の種類を選びます。
もご覧ください。 日本皮膚科学会ホームページ
異汗性湿疹について
手や足の汗が多い方に多い湿疹です。
時に、水虫や掌蹠膿疱症と鑑別が必要なことがあります。
やけど
「沸かしたお湯が入ったやかんを倒してしまった」
「鍋の縁に触ってしまった」
「油がはねた」
「湯たんぽが直接触れたまま眠ってしまった」
やけどは普段は無意識にこなしている場面で起きるアクシデント。
応急処置は言わずと知れた、流水などで冷やすことです。
それでも深くなってしまったやけどや痛みには、専門的な処置が必要です。
はれもの
おしりや耳の後ろ、背中など、脂の分泌の盛んな場所に、赤くて痛い、はれ物ができることがあります。
この腫れものは正式には粉瘤とかアテローマとかと呼びます。
パンパンに腫れているときは痛みも強いのですが、抗生剤と消炎鎮痛剤の内服をして、時に切開をすると、膿(うみ)が排出され、痛みも炎症も和らぎます。
乾燥肌
保湿剤は種類がいろいろ。適材適所に。
乾燥肌を征す者は美肌を制す!?
かぶれ
主婦湿疹(手荒れ)も広い意味ではこの仲間。気がつかずに触れているものや、食べ物でかぶれることもあります。
おむつかぶれは肛門周囲の疾患との鑑別が必要です。
じんましん
急性のものと慢性(長くかかるもの)のものがあります。原因が分かれば除去を。
治療は抗アレルギー剤を内服し、ひどい場合はステロイドの入った注射もする場合があります。
皮膚掻痒症
特に何もないのにかゆくなる…。かゆみがあると掻いてしまい、皮膚炎が出来てかゆくなって…の悪循環です。
悪性のものが隠れていて、かゆみが出てくる場合がありますので、出来るだけ原因は分かっていた方が賢明です。
皮膚に出る感染症
(水ぼうそう、はしか、風疹、手足口病、りんご病、とびひ、水イボ など)